当院では、一般的な保存・補綴・歯内治療を行っております。
特に保存治療は覆罩治療による神経温存(時に歯髄が狭窄してその後の抜髄治療が困難になる場合もある)を積極的に行っております。
歯髄には歯と神経に栄養や酸素を運ぶ血管が通っており、歯の命を支えています。 また、歯の最も内部にある神経や血管がある部分なので、歯に加わる様々な刺激を感知して虫歯などから歯を守る機能があります。
自分の歯を失わないためにも歯髄を守ることがとても重要なのです。
保存治療(歯髄保存治療)
保存治療とは、歯を抜いたり削ったりする治療をできる限り避け、患者様の歯を長持ちさせる治療のことです。虫歯になった部分を抜いたり削ったりすることは簡単ですが、将来的に選択できる治療の幅を狭めてしまいます。当院では、患者様にとって負担になる治療をできるかぎり避け、歯を守る治療を心がけています。
しかし、虫歯になった部分をまったく削ることなく治療することはとても難しいことです。それでも削る範囲を少なくすることは出来ます。当院ではう蝕検知液を使用し、虫歯のみを除去する治療を行っております。
カリエスディテクターと言う薬品の特徴は温存できる象牙質部分は染色しないのが特徴で、他のう蝕検知液より歯質をより温存できます。
また、覆髄・覆罩に使用される主な歯科用材料としてはダイカル、ベースセメント、アイオノジット、サホライド等を使用しております。
痛みを軽減する麻酔針
当院では、日本で歯科用に販売されている中で最も細い(33G)麻酔針を使用しております。麻酔時の痛みを軽減し患者様に安心して治療を受けて頂くことができます。
- 歯科用極細麻酔針33G: 直径0.26mm
- 通常の麻酔針27G: 直径0.40mm